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ダンテ『神曲』の意義

08_7_1_記事 最近、読み返したジョーゼフ・キャンベルの本に、
「中国人たちは、玉女と金童の手引きで仙界の橋を渡る話を伝えている。ヒンドゥー教徒は、天上に聳え立つ天空と幾重にも層をもつ地獄の地下界とを描いている。魂は死後、それぞれの汚濁の度合にみあった階層に引き寄せられ、その階層で魂自身の過去の生涯の意味全体を消化・吸収する。この教訓が会得されると魂はこの世に帰還し、つぎの経験にそなえるべく己を準備する。このようにして魂は、少しずつあらゆる階層の生命価値を通過して、ついには宇宙卵の境界を突き破ってしまう。
 ダンテの『神曲』は、こうした諸段階をあますところなく描ききっていて、「地獄篇」では肉体の傲慢と行動に縛りつけられた精神の悲惨を、「浄罪篇」では肉体的経験の精神的経験への変遷過程を、「天堂篇」では精神的自覚の程度をそれぞれあきらかにしている。」
 と、ありました。 これですね。 『Talking with Angels-イタリアの天使達-』も見てくださいね。
 思うに、人の年齢もこの「地獄」「煉獄」「天国」と三段階くらいはありそうな気がします。精神年齢も変わっていきますから。以前、『神曲』と年齢について書いた私の記事もよかったら御覧下さい。
 写真は、『神曲』の「煉獄篇」のシーンからの引用と思われる、船の帆を張る天使。帆の布の質感までも大理石で再現する技のすごさ。ジェノヴァの墓地。


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写真集
笑とる仏
『笑とる仏ー播磨の石棺仏を中心にー』   谷村新司さん推薦!    播磨の珍しい石棺仏を中心に、素朴な笑顔の石仏の写真集。700年近くもやさしく微笑み続けている石仏達を、さまざまな仏教名言と共に紹介する。この深い笑みはきっと心に響くと思います。巻末には地図もありますので、実際、仏様に会いに行くこともできます。勿論、関西限定書ではなく全国に通じる心の本です。 実質、私の4冊目の写真集。(読み:ワロトルホトケ)
Talking with Angels-ロンドンの天使達
「Talking with Angels-ロンドンの天使達-」 
鏡リュウジ氏の推薦文より
『天使、天使、天使!
この世界は、耳をすませれば天使の羽音に満ち満ちていて、うるさいくらい。たとえ一人でいたって、僕たちは孤独になんかなれっこないのです。この写真集はそのことを伝えてくれます。』 
 

Talking with Angels-イタリアの天使達
「Talking with Angels-イタリアの天使達」
   イタリア19世紀のみごとな墓地彫刻の写真集。
ダンテの『神曲』にならい「地獄」「煉獄」「天国」を彫刻を介し視覚で巡ることができる、美しい天使の本。
プロフィール

岩谷薫

Author:岩谷薫
カメラマン
1995 個展『身体感覚』
1998 個展『Angels of Brompton-祈りのすがた』
2005 写真集『Talking with Angelsーロンドンの天使達ー』
2006 写真集『Talking with Angelsーイタリアの天使達ー』
2008年 スピリチュアル雑誌『Sundari 』記事執筆
『yaso ヴィクトリアン』studio parabolica記事執筆
2009 デジタル印刷すらできない悪質出版社に捕まり、三冊目の天使の写真集が出版不能に。入校データまで全て完成している状態ですので、もし第三集の出版を御検討していただける出版社がございましたら、メールフォームからお気軽にメールしてみてください。第三集は最高傑作なのですが…。
2011 写真集『笑とる仏』実質、4作目の写真集。

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