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河高八幡神社の地蔵石棺仏 加東市

 所用があり、兵庫県加東市に行ってきました。加東市と言えば、『笑とる仏』では、「家原石棺仏」(これは大発見なんだけどなぁ…笑)や、「上三草の磨崖仏」や、
『笑とる仏』の102ページの「河高八幡神社の毘沙門天石棺仏」が、注目すべき石仏遺産でしょう。

 『笑とる仏』を出版した頃、市の職員さんと知り合いになり、その人から、今後の参考になればと、「加古川流域歴史文化遺産マップ」というものを頂きました。
 全国でもこの地域にしかない石棺仏や石棺を紹介した一枚のマップです。

 『笑とる仏』で播磨の石棺仏、9割近くは紹介したつもりですが、そのマップの中に一体だけ出会っていない石棺仏が…。「河高八幡神社の地蔵石棺仏」
 えっ!102ページの「河高八幡神社の毘沙門天石棺仏」のすぐ近所で、神社の参道にあるそうです。八幡神社へは取材に行きましたが、見付けられなかったなぁ………なので、ずっと気になっていた石棺仏でした。

河高八幡_1
 ロケというより、所用のついでだったので、携帯電話の写真です。笑。

 この石棺仏も、実は、見付けるの大変でしたヨ…。
 八幡神社の参道にあると聞いていたので、探してみましたが、やっぱり、ロケ当時のように無いんですよ!笑。

 しかたなく、聞き込みに…。幸い、神社は播磨中央公園という公園の中なので、ジョギングしてる人やウォーキングしている人は、ちらほら居ます。
 しかし、走っている地元の人に聞いても、全く、手ががりなんか掴めません…
 聞き込み4人目のウォーキングしているおばさんで、やっと見つかりましたよ。

 なんと、参道入り口、左側にもう一本道があり、そこの入り口に、写真のように少し仰向けで居ました。 灯台元暗しと言うか…けど、ジョギングコースからは丸見えなんですけどねぇ~笑

 いかに、石棺仏が、地元の人でも知らない、文化遺産かってことが解りますよ…。

 教えてくれたおばさんに、「これ、室町初期か南北朝時代のもので、石棺自体は1500年くらいは経ってますよ…。地蔵の両側に、縦の溝があるのは、組合わせ式石棺の側石をはめこむためのものです。全国でもこの地域にしか無いんですよ。」的なことを、ちょっと解説すると、
 「いつも見てるケド、そんなに古いものとは、知らなかったぁ…」と感心しきり…。手前の小さな箱に、お賽銭をいれて、両手を合わせて、ウォーキングされて行かれました。

 このお賽銭箱、そこそこ入っているんですよ。笑。写真でも解るように、しめ縄や、お花もキレイに生けてありますしね。
 ほとんど知られていませんが、ちゃんとお世話する人がいるんですね!神社の人かな?

河高八幡_2
 写真では解りづらいですが、肉眼で、よーく見ると、錫杖と宝寿を持っているのが解ります。

 赤いよだれかけは、私は撮影の時、必ず外すのですが、実はこの石棺仏の後ろは崖になっていて、足場が悪いので外せず、めくっちゃいました。笑。

 時間の風化で、どんなお顔をされているのかは、もう解りませんが、なんだかホットさせるものが、ありますよ!
 特に、ここしばらく、イタリアの重いシーンを紹介していたので余計かな。笑。
 スエーデンボルグは、高いアイオンに居る仏教徒は、光輝いて、まぶしくてお顔すら見えないと、何かの本に書いていたことを思いだしました。

 ちなみに、「加古川流域歴史文化遺産マップ」は大手前大学史学研究所が関わっています。大手前大学は石棺仏や古墳のこと、結構研究されてますよ。
 過去、こんな興味深い記事の情報ソースも大手前大学でした。

 あっ、そうそう、2月11日は河高八幡のお祭りです。神社の裏山の頂上で、厄年の男達がお金を撒くそうですよ。写真にある岩も御神体でしょう。ちなみにこの岩の下にカワイイ顔で102ページの毘沙門天の石棺仏がいます。
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写真集
笑とる仏
『笑とる仏ー播磨の石棺仏を中心にー』   谷村新司さん推薦!    播磨の珍しい石棺仏を中心に、素朴な笑顔の石仏の写真集。700年近くもやさしく微笑み続けている石仏達を、さまざまな仏教名言と共に紹介する。この深い笑みはきっと心に響くと思います。巻末には地図もありますので、実際、仏様に会いに行くこともできます。勿論、関西限定書ではなく全国に通じる心の本です。 実質、私の4冊目の写真集。(読み:ワロトルホトケ)
Talking with Angels-ロンドンの天使達
「Talking with Angels-ロンドンの天使達-」 
鏡リュウジ氏の推薦文より
『天使、天使、天使!
この世界は、耳をすませれば天使の羽音に満ち満ちていて、うるさいくらい。たとえ一人でいたって、僕たちは孤独になんかなれっこないのです。この写真集はそのことを伝えてくれます。』 
 

Talking with Angels-イタリアの天使達
「Talking with Angels-イタリアの天使達」
   イタリア19世紀のみごとな墓地彫刻の写真集。
ダンテの『神曲』にならい「地獄」「煉獄」「天国」を彫刻を介し視覚で巡ることができる、美しい天使の本。
プロフィール

岩谷薫

Author:岩谷薫
カメラマン
1995 個展『身体感覚』
1998 個展『Angels of Brompton-祈りのすがた』
2005 写真集『Talking with Angelsーロンドンの天使達ー』
2006 写真集『Talking with Angelsーイタリアの天使達ー』
2008年 スピリチュアル雑誌『Sundari 』記事執筆
『yaso ヴィクトリアン』studio parabolica記事執筆
2009 デジタル印刷すらできない悪質出版社に捕まり、三冊目の天使の写真集が出版不能に。入校データまで全て完成している状態ですので、もし第三集の出版を御検討していただける出版社がございましたら、メールフォームからお気軽にメールしてみてください。第三集は最高傑作なのですが…。
2011 写真集『笑とる仏』実質、4作目の写真集。

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