スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

祭りの負傷とエクスタシー

祭り
 前回の人んちの祭りを紹介するんじゃなくて、地元の祭りを…。
 同じ、15、16日に地元の秋祭りがありました。2年前は、悪い出版社に3冊目の天使の写真集が殺されてしまい、気分は全くの喪中で参加できず、1年前は『笑とる仏』の編集超繁忙期で、とても参加できず、今年、やっと参加してみました。
 中学生くらいから、受験勉強や部活動で、だんだん祭りに参加しなくなり…、そのうち故郷を離れ、ともすると今回の祭り参加は大袈裟には30年ぶりくらいかも知れません…。

 写真のような、重さ約2トンの屋台が7台も担いで練り歩く迫力満点のお祭りです。(携帯電話の夜間撮影な上、今回は祭り参加者で激疲れだったので、これで御勘弁…)

 子供の頃は勿論、屋台を担がせてもらえず、今回、生まれて初めて担がせてもらいましたが、「イヤ~、その重いこと、重いこと…!尋常じゃないですよ!」 数ある日本の祭りの中でもトップクラスで過酷な部類だと思います………。

 でも、7台の屋台がそれぞれの大きな地響きか脈動のような太鼓をたたきながら、モンスターのように集まり練り歩く宮入は、ちょっとしたエクスタシーでした。
 祭りのものすごい太鼓と喧噪の中で、「我(ワレ)」なんてどっかへ飛んでいってしまいます! この一体感がやっぱり祭りですね。

 ニーチェは『悲劇の誕生』の中で芸術をアポロン的なものとディオニュソス的なものとに分けましたが、正に、この祭りはディオニュソス的。
 この意味が解らない人の方が多いと思うので、音楽に喩えて簡単に説明すると、クラシック音楽がアポロン的なら、ヘビーメタルはディオニュソス的音楽ですね。この説明で充分ですが、笑、 これ以上知りたい人は、こんなの見て調べてネ。

 このディオニュソス的エクスタシーって、ものすごいもので、激疲れなんですがパワーが出て、その喧噪の中で、幸せな気分になりヘラヘラ笑えるんですよ…苦笑…。アドレナリン、マックスで出まくり状態なんでしょう…。   ヘブンが見える瞬間です。笑。

 そんな時に、変なことを考えるんですよ…。
 この異様なハイテンションって、なんだか戦と似ている。きっと神風特攻隊とか、刀を振り回していた時代の野戦のテンションと同じなんだろーなーと…。
 きっと、痛い思いをしなくて死ねますよ…。苦笑。

 高校の頃、世界史を勉強していた時、太平天国だったか、百蓮教徒の間で、「信仰すれば、戦で、刀で切られても痛みを感じない」という噂が、まことしやかに流れたそうですが、この必死さ、夢中のエクスタシーの中では、そういう事もあり得るだろーなーと、当時から印象深く忘れず覚えていました。(Wikiを読んでみるとどうやら百蓮教っぽいですね。やっぱり弥勒の出現を待ってたんだ…)

 喧噪や激疲れ、重さと危険、そんな多量の情報が一気に脳みそに入ってくるので、きっと処理能力オーバーになるのでしょう。

 太平洋戦争の海戦などでは、爆撃の水しぶきで、巨大戦艦大和の姿が見えなかったって聞きますよ。そんな壮絶でワヤクチャな光景の中では痛みなんて、感じなかったでしょうね。
 可哀想なのは、回天なんかの人間魚雷ですね。目で見れるような精神の高揚もなく、恐怖ばかりが大きいような気がします。(そういえば、映画『野獣死すべし』の松田優作さんも戦争シーンで「エクスタシー!」と叫んでいましたね。ちなみにこの鬼気迫る主人公もニーチェ愛読者で、カメラマンでした…。笑)

 ちょっと、話それましたが、そんなハイテンションの中で、実は私の足も壊れたことに気付きませんでした!笑!  やっぱり痛み、感じなかったですヨ。

 一日めの祭りが終わり、自力で帰宅したのですが、家に帰って落ち着いたとたん、左ひざに激痛が……。

 この足、昔、重い機材をかかえている時に、筋を切った事があるので、どうやら切れグセが付いているようで、断裂とまでは行ってませんが、少し切れたみたいです。
 気付けば、何かにつかまらないと、歩けないような状態で、あえなく2日目はリタイヤとなってしまいました…。
 極力、2日とも参加したかったのですが、このような状態になってしまい、もし、お祭り関係者が、このブログを見ていたら、この場で、スミマセンがお赦しください…。
 昨日は、歩くことすらままならなかったので…。 激しすぎる祭りです…。でも、ちょっと冥土の土産に、経験したことがないような経験をしましたヨ。笑。
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

お知らせ
メインブログを アメーバに変更しました→
写真集
笑とる仏
『笑とる仏ー播磨の石棺仏を中心にー』   谷村新司さん推薦!    播磨の珍しい石棺仏を中心に、素朴な笑顔の石仏の写真集。700年近くもやさしく微笑み続けている石仏達を、さまざまな仏教名言と共に紹介する。この深い笑みはきっと心に響くと思います。巻末には地図もありますので、実際、仏様に会いに行くこともできます。勿論、関西限定書ではなく全国に通じる心の本です。 実質、私の4冊目の写真集。(読み:ワロトルホトケ)
Talking with Angels-ロンドンの天使達
「Talking with Angels-ロンドンの天使達-」 
鏡リュウジ氏の推薦文より
『天使、天使、天使!
この世界は、耳をすませれば天使の羽音に満ち満ちていて、うるさいくらい。たとえ一人でいたって、僕たちは孤独になんかなれっこないのです。この写真集はそのことを伝えてくれます。』 
 

Talking with Angels-イタリアの天使達
「Talking with Angels-イタリアの天使達」
   イタリア19世紀のみごとな墓地彫刻の写真集。
ダンテの『神曲』にならい「地獄」「煉獄」「天国」を彫刻を介し視覚で巡ることができる、美しい天使の本。
プロフィール

岩谷薫

Author:岩谷薫
カメラマン
1995 個展『身体感覚』
1998 個展『Angels of Brompton-祈りのすがた』
2005 写真集『Talking with Angelsーロンドンの天使達ー』
2006 写真集『Talking with Angelsーイタリアの天使達ー』
2008年 スピリチュアル雑誌『Sundari 』記事執筆
『yaso ヴィクトリアン』studio parabolica記事執筆
2009 デジタル印刷すらできない悪質出版社に捕まり、三冊目の天使の写真集が出版不能に。入校データまで全て完成している状態ですので、もし第三集の出版を御検討していただける出版社がございましたら、メールフォームからお気軽にメールしてみてください。第三集は最高傑作なのですが…。
2011 写真集『笑とる仏』実質、4作目の写真集。

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
最新記事
最新トラックバック
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。