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不動の尾地蔵石棺仏 「Talkingすること」 加西市南網引町 


不動の尾
 前回、紹介し切れなかった不動の尾地蔵石棺仏です。

 不動の尾とは地名。この近くには経の尾という地名もあり、この由来は、以前紹介した法道仙人が、石の経文を納めたという由来があるのですが、不動は、ちょっと解らず…。不動像をこの辺に納めたのか?
 確か、お経の文句にもあるとか、近所の和尚さんから聞いた記憶もあるのですが、確証は持てません。誰か御存知の方、教えてくださいという感じです。笑。
「尾」とは尾根という意味だと思いますが。

 前回、説明しましたように、この石仏は、すごいパワーを持っています。
 近づくとキーンッ! と耳鳴りか高周波のような強い気を感じます。
『笑とる仏』で強力な気を感じるベスト3に入る石棺仏です。他の2つはこれね

 でもね、不思議なことに、NHKの取材で、スタッフとガヤガヤ行くと、その強い気が全然感じられませんでした。
 以前にも書きましたが、「一人じゃないと降りて来ない」んですよ…。


 決して、それがダメという意味ではなくて、仲間と鑑賞するのも、とてもいい経験だと思いますが、「Talking」という部分でいうと、天使も石仏も独りの方がいいのかもしれません。

不動の尾
 この石棺仏は大型で、全長約160cm、幅95cmもあります。写真集では紹介しませんでしたが、後ろから撮影すると、こんなに厚みと迫力のある石棺の蓋であることが解ります。鎌倉時代の名作です。

 お顔の表情は、摩滅して解りませんが、NHKの女性リポーターさんは、「これも笑っているように見えるケド?」って言ってました。笑。「Talking」できてますねぇ~。 摩滅で解らない顔から、スマイルを読みとるのは、高度な「Talking with 地蔵」ですヨ。笑。 私もこの地蔵は笑っていると思いマス!

 お顔の周りと、光背の周りは、茶色く変色していますが、これは彩色後の化学変化でこうなっているのでは?と私は思っているのですが?? 
 昔の石仏は、彩色もよくされていました。


不動の尾
 この石棺仏のもう一つの注目点は、地蔵の右手が手の甲を我々に向ける、弥勒菩薩の手の形になっている点であると、ものの本に書いてありました。弥勒信仰との繋がりがあるのではとの説明がありましたが、どうでしょうか?

 弥勒信仰は末法思想の日本中世で、流行ったらしいです。末法の世を、弥勒がやってきてメシアのように助けてくれるっていう信仰ですね。

 確かに、地蔵は与願印や施無畏印なので、この石棺仏は珍しい形です。

不動の尾
 こんな広大な畑の中にポツンとあると、なんか感動します。
 後ろは確か、トウモロコシ畑だった記憶が…。
 そう言えば、昔、『フィールド オブ ドリームス』っていう、トウモロコシ畑から野球をやる幽霊が出てくる映画があったよね。笑。 お医者さんの幽霊がなんかとーっても良かった印象だけがあるんだけど…。

 この場所なら、トウモロコシ畑から出てくるのは、甲冑をきた武者かな? あるいは熱心に信仰したオバアちゃんかな? 笑。

 実際、この地は、秀吉の中国攻めで戦場になった場所です。近くの周遍寺という法道仙人開基の寺が焼き払われました。
 
 この石棺仏は目の前で、甲冑を着た侍達が、走りまわっている光景を見ていたはずです。 
 当時の鎧武者達は、この石棺仏とどんなTalking をしたのでしょう…。

 ●『独り生まれ 独り死に 独り去り 独り来る』

無量寿経の言葉です。
 この地蔵の前でも…
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写真集
笑とる仏
『笑とる仏ー播磨の石棺仏を中心にー』   谷村新司さん推薦!    播磨の珍しい石棺仏を中心に、素朴な笑顔の石仏の写真集。700年近くもやさしく微笑み続けている石仏達を、さまざまな仏教名言と共に紹介する。この深い笑みはきっと心に響くと思います。巻末には地図もありますので、実際、仏様に会いに行くこともできます。勿論、関西限定書ではなく全国に通じる心の本です。 実質、私の4冊目の写真集。(読み:ワロトルホトケ)
Talking with Angels-ロンドンの天使達
「Talking with Angels-ロンドンの天使達-」 
鏡リュウジ氏の推薦文より
『天使、天使、天使!
この世界は、耳をすませれば天使の羽音に満ち満ちていて、うるさいくらい。たとえ一人でいたって、僕たちは孤独になんかなれっこないのです。この写真集はそのことを伝えてくれます。』 
 

Talking with Angels-イタリアの天使達
「Talking with Angels-イタリアの天使達」
   イタリア19世紀のみごとな墓地彫刻の写真集。
ダンテの『神曲』にならい「地獄」「煉獄」「天国」を彫刻を介し視覚で巡ることができる、美しい天使の本。
プロフィール

岩谷薫

Author:岩谷薫
カメラマン
1995 個展『身体感覚』
1998 個展『Angels of Brompton-祈りのすがた』
2005 写真集『Talking with Angelsーロンドンの天使達ー』
2006 写真集『Talking with Angelsーイタリアの天使達ー』
2008年 スピリチュアル雑誌『Sundari 』記事執筆
『yaso ヴィクトリアン』studio parabolica記事執筆
2009 デジタル印刷すらできない悪質出版社に捕まり、三冊目の天使の写真集が出版不能に。入校データまで全て完成している状態ですので、もし第三集の出版を御検討していただける出版社がございましたら、メールフォームからお気軽にメールしてみてください。第三集は最高傑作なのですが…。
2011 写真集『笑とる仏』実質、4作目の写真集。

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