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フルーガー・オールインワンミノー/PFLUEGER ALL IN ONE MINNOW

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 釣り記事はいつも、言い訳がましく始まりますが、今日は自信を持って書くゾぉ! 笑。
 なんたって、フルーガーのオールインワンミノーですから!!!!  と言っても、マニアにしか、この記事を見て、「おぉぉ!!!! スゲーぇ!!!!」と思ってもらえないことは重々承知ですが…笑!

 フルーガーというメーカーは、創業はなんと19世紀後半らしく、針屋さんからスタートしたとか。(元々は、馬具なんかも作っていたらしい。あのヘドンよりもちょっと古いメーカーで、馬具メーカーとしての創業は1881年。どうりで、パローマイン、ムスタング等、ウマ系の名前がルアーに付いているわけだ…)フルーガー

 で、このルアーは1916年頃、1~2年くらいしか作られなかった超希少モデル!!!

 1916年とういと日本では、大正デモクラシー運動や、夏目漱石が亡くなった年。
 ほぼ、100年! ルアーの歴史の中でも、最古参の部類に属します!

 これを持ってる人は、日本やアメリカでも非常に少ないと思います。もしルアー博物館が存在したら、間違いなく展示される部類のルアーでしょう!

 以下、一般読者さんを無視して、マニア用語乱立なので、スミマセン。笑!

フルーガー

 このルアーの魅力は何と言っても、このSMの拘束具のようなリグがタマリマセン。そしてこのダイヤモンドアイ!(フルーガーのルアーでダイヤモンドアイはこれだけじゃないだろうか??グラスアイのオールインワンもありますが、たぶん後期ものでしょう。)

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 そして、このルアーのスゴイところは、このリグに、4種類(5種類かも…?)の金属製のリップを付け替えて、さまざまなアクションを楽しめるところにあるのです!
 (5種類めのリップは、同社のグローブのように回転するタイプがあったハズ。
 だからこのラインアイはスイベルになっています。 スイベルは痛み易いので、よっぽどヒートンを打ち直そうかと思いましたが、それをするとオールインワンではなくなってしまうので止めましたが。笑)
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 さすがに100年も経つと、その4種類のリップは紛失、入手できませんので、兎に角、そのリップが、気になって、気になって、アクリルで手作りしてみたんですよ! 写真のように…。

 でもね…。このリップを使っても、あんまりアクション的には、面白くなかったデスよ…残念…。
 元々、金属製リップは、重すぎ、アクションが死んでしまうらしいので、アクリルで軽量なら新しい世界が見えるかもーと期待していたのですが…。私のこのルアーへの敬意と執念が解る残骸です…苦笑…。

 やっぱり、コイツは素のままでペンシルベイトとして使うべきですね!
 ペンシルベイトとしての能力は、首ふり系、ターンベイト系です。
 スケーティングもしますが、スケーティング幅で言うと、同社のサプライズミノーの方が、有能だと思います。(サプライズミノーも超希少なルアーですが…) でもいいんですよ。オールインワンだから!笑。
 元々、浮力の弱い木材を使っているので、水がらみは非常に良いし、ダイブもできます。

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 この芸術的な、針金を曲げただけの、フルーガー独特のネバーフェイルリグにもシビレますね!!!
 シンプルかつ針交換が容易で、オリジナリティーにあふれています!
 このリグ、リアは完璧なのですが、フロントでは、ルアーのアクションの性質上、フックサークルが付きまくり!!! 
 私は写真のように、アルミ版で、フックサークルが付かないように囲んでしまいました…。
 こんな出っ張りを作った分、スケーティング幅は少し殺されますが、それよりも私がイヤなのは、フックサークルです!文化財を大切にしたいので…笑!

 フルーガーの仕事は、各パーツごとに、本当に細やかな職人技を感じさせるものばかりで、その心配りは他のメーカーの追随を赦さないレベルで、大好きです!
 
 さすが、元々、針屋さんや馬具屋さんだけあり、リップを装着する部分のネジ山の細かさとか、(このルアーとはちがいますが)2ピースのサーフェスリグの、シンプルかつ、完璧さには、感動ものです!(私の好みですが、これを超えるリグはありません。)
 ちなみに、サーフェスリグはフルーガーが、初めてでオリジナルらしいですよ。
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 そして、これで釣れた時の感動といったら……笑。
 私は、文化財であろうと使います!道具は使ってこそ命。笑。

 写真では小さく感じますが、これでも51cmあります! はじめて本気で使ったら、いきなり50UPが横から押さえ込むようにバイト! 50UPの怒級のジャンプは見ていて気持ちイイのですが、スイベルが折れやしないかとヒヤヒヤものでした。 100年も生き残ったルアーには、やはり集魚能力の妖気すら感じますねェ!笑! スバラシイ! オソロシイ!

 リアのフックが、ファイト中に一本折れてしまったのが悔やまれますが…。
 でもこれは、100年も経ち、初めからかなり錆びて痛んでいたので、ファイト中の負傷は、50UPへの勲章ということで…。しかたなしデス…。

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 ルアーって非常にバランスが微妙なもので、このフックを市販のマスタッドの1番なんかに取り替えちゃうと、全く動きが破綻しちゃうんですヨ!
 やっぱり100年前のフルーガーの職人は考えていたのかなぁ…。フロントとリアのフックの長さも違います。

 これが100年前の針。四角く、エッジが立っていて、年代を感じますよね。
 もう一本折れて、シングルフックになってしまうと困りものですが…。

 この100年の間、いったい、何人の人がこのルアーを愛でてきたのでしょう…? 私が死んでも誰かが継いでくれるでしょう。笑。私の代で完璧なリバーニッシュと修復をしましたから寿命は断然延びたハズ! 所有することに、なんだかとても充実感を感じるフルーガーの名品でした。
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笑とる仏
『笑とる仏ー播磨の石棺仏を中心にー』   谷村新司さん推薦!    播磨の珍しい石棺仏を中心に、素朴な笑顔の石仏の写真集。700年近くもやさしく微笑み続けている石仏達を、さまざまな仏教名言と共に紹介する。この深い笑みはきっと心に響くと思います。巻末には地図もありますので、実際、仏様に会いに行くこともできます。勿論、関西限定書ではなく全国に通じる心の本です。 実質、私の4冊目の写真集。(読み:ワロトルホトケ)
Talking with Angels-ロンドンの天使達
「Talking with Angels-ロンドンの天使達-」 
鏡リュウジ氏の推薦文より
『天使、天使、天使!
この世界は、耳をすませれば天使の羽音に満ち満ちていて、うるさいくらい。たとえ一人でいたって、僕たちは孤独になんかなれっこないのです。この写真集はそのことを伝えてくれます。』 
 

Talking with Angels-イタリアの天使達
「Talking with Angels-イタリアの天使達」
   イタリア19世紀のみごとな墓地彫刻の写真集。
ダンテの『神曲』にならい「地獄」「煉獄」「天国」を彫刻を介し視覚で巡ることができる、美しい天使の本。
プロフィール

岩谷薫

Author:岩谷薫
カメラマン
1995 個展『身体感覚』
1998 個展『Angels of Brompton-祈りのすがた』
2005 写真集『Talking with Angelsーロンドンの天使達ー』
2006 写真集『Talking with Angelsーイタリアの天使達ー』
2008年 スピリチュアル雑誌『Sundari 』記事執筆
『yaso ヴィクトリアン』studio parabolica記事執筆
2009 デジタル印刷すらできない悪質出版社に捕まり、三冊目の天使の写真集が出版不能に。入校データまで全て完成している状態ですので、もし第三集の出版を御検討していただける出版社がございましたら、メールフォームからお気軽にメールしてみてください。第三集は最高傑作なのですが…。
2011 写真集『笑とる仏』実質、4作目の写真集。

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