春岡寺の石棺仏 と黄色いツツジ 加西市

もう、ツツジの季節も終わりかけですが…春岡寺(はるおかじ)の石棺仏です。
全長186cmとデカク、近くに寄ると大迫力です。
鎌倉時代の写実表現が特徴的な、加西市を代表する石棺仏の一つです。
なかなか慈愛のこもったお顔をされているでしょ。左右に少し石が出ているのは以前御紹介した縄掛け突起。

立てかける時に、半分に割れちゃったらしいのですが、惜しいですね。
ここには黄色いツツジが咲いています。ツツジは白かピンクだと思っていましたが、黄色いツツジここではじめて見ました。いろいろありますね。

●ブッタは「タタガータ」(Tathagata、こうして来た者、如来)とも呼ばれています。彼はたったひとつの花や木以上の<意味>など持っていません。彼はただ宇宙でしかなく、あなたや私でしかありません。 ジョーゼフ・キャンベル
写真集に引用したこの言葉、好きです。いつか書いたことと意味は同じです。
前回書いた磨崖仏もそうですが、自然界の岩でしかありません。仏はどこにでもおるってことですね。
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