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スピリットランド 死後世界 2

10_11_5 ここしばらくブログ書きは、忙しくて御無沙汰だったので、今日は気合い入れてかきますね!笑
 7月にこの本の解説本を紹介しました。(本書の内容は、7月の記事で確認してください。)やっと原著を読みましたよ…読み切るのに4ヶ月もかかってますね!笑。
 それには理由があって、この本は、

モノースゴク 退屈な本で、
モノースゴク スバラシイ本だからです。

 チビチビ、しばらくこの本の世界観に浸っている時間が好きでしたし、この本と関わっている時が、終わってしまうのももったいなかったので、少しずつ読んでいました。

 ◉モノースゴク退屈な理由。
 スエーデン・ボルグや、ダンテの『神曲』などの所謂、臨死体験本(この作者は臨死ではなく、まんま死人ですが!笑)の内容って、この世に生きている我々にとって、リアリティーが基本的に全く無いので、あの世で起こった事をツラツラ書かれても、だんだん退屈してくるんですよ…まるで、他人の昨晩の夢話を聞いているようなものです…

 ◉モノースゴク スバラシイ理由。
 私自身は、死後に対する認識が強固になりました。やっぱりか…と言う感じです。いつかのブログにも書きましたが、死への恐怖心が、ますます無くなりました。きっと大した事ではないでしょう…。死んでも居ますし…笑!
 そんなことよりも、この本の本質的で、一つのテーマになっている事は「人を赦す事」だと思いました。
 長い人生、生きていると、必ず一人や二人「絶対赦せないヤツ」って居ると思います。私にも居ます。でも「赦せ」とこの本は言うんです。赦さないと、赦していない相手と霊界で、その縁で引っ付いてしまい、返って地獄でお互い離れられなくなるそうです。
 よく人の不幸を見て、「そんな不幸を引き寄せた、あんた自身にも問題がある」「相手は自分の鏡だ」なんて、状況も知らないのに、解ったような顔でアホな事を平気で言う無神経な人も居ますが、そんな問題ではありません。何でも予定調和的に安直に語りたがる人物を私は信用しません。
 普通に考えれば解りますが、全うに生きていても当然、不幸は理由無くやってくることもあります。(例えば、相手から当たってくる交通事故等。)

 この本で、書いてあった事例の一つに、19世紀のアフリカで、ヨーロッパから来た征服者が、アフリカ人の若い人妻欲しさに、原住民の家族を、何の理由もなく投獄し殺した事例がありました。
 理由もなく投獄され殺された夫は、当然、征服者を呪いますよね…この事件で、夫自身に不幸を引き寄せる、何か過失や問題があったと言うのでしょうか…??  この呪いのパワーが、地獄にいるヨーロッパの征服者と、結び付いてしまい、本来、地獄に居なくていいはずの夫が、地獄の責め苦を受けている征服者の傍らに、復讐の為、力なく(復讐に疲れはてて)しゃがんでいる光景を、作者(フランチェッツォ)は見たそうです。
 作者は、その夫に「赦してあげなさい」「赦してあげたら上の階層で妻が待ってます」「妻は既に征服者を赦していますよ」と説得するんです…。
 夫は、その説得に苦渋の思いで応じ、その征服者を赦したとたん、光に包まれて上層へ舞い上がったそうです。

 こんな理不尽な事件で「人を赦す」のは、相当難しいですよォ…死んでも呪ってますし…
 作者(フランチェッツォ)自らの経験からも、生前に、よほど苦い経験をしたのでしょう、「人を赦すことの難しさ」を幾度となく切々と記しています…。これは、身につまされる思いでした。
 そう言えば、キリストも確か、「7回赦すよりは、7の70倍、人を赦しなさい」と言ってましたねぇ~。 ドエライコトです……。(その割りには、キリスト教国って戦争好きですが…)
 この本を読んでさえ、私の中では、未だに赦せないヤツがいますが、時間をかけて解決しろとの指令のような気さえしました…

 あと、ちょとこの本で気になったのは、「善」とか「悪」で、二元論で世界観を形造っているところです。この発想は非常に「西洋っぽい」と思いました。
 仏教では、おそらく究極のところでは「善」とか「悪」とかは問題視しないでしょう。「善」とか「悪」の次元を超えた次元ですね…。一元ですね…。
 善の軍勢と悪の軍勢が、霊界でもまだ「戦」をしているそうです‥。
 もし、それが本当ならウンザリですよね!笑。 まだ、闘うの…
 でも、スエーデン・ボルグも、フランチェッツォも言ってましたが、霊界は、その人の想念が創りだす世界らしいので、人それぞれ、また別の世界が待っているのかもしれませけど…??

 表紙カバーの装丁が、ちょっとイマイチだったり、帯の「奇跡の純愛パワーがイタリア貴族フランチェッツォを救った!!」というキャッチコピーは「正直、ドオヨ??」と思ってしまいますが、笑、内容は間違いなくイイ本です!
 勿論、本書の内容は上記だけではありません。私の読書は必ず、線を引いたり、折り目を付ける読書ですが、線と折り目だらけになりました。
 生きている人の「あの世の本」は、多数ありますが、まんま死人が書いたあの世の本は、これ一冊ではないでしょうか???
 まさしく「奇書で良書」です。
 この本は既に、絶版になっているようですので、御興味のある人は、古本屋で見付けたら、絶対買い!カモです。笑。いい本です。霊界を通しての、ロンドンとイタリアからのメッセージ。
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写真集
笑とる仏
『笑とる仏ー播磨の石棺仏を中心にー』   谷村新司さん推薦!    播磨の珍しい石棺仏を中心に、素朴な笑顔の石仏の写真集。700年近くもやさしく微笑み続けている石仏達を、さまざまな仏教名言と共に紹介する。この深い笑みはきっと心に響くと思います。巻末には地図もありますので、実際、仏様に会いに行くこともできます。勿論、関西限定書ではなく全国に通じる心の本です。 実質、私の4冊目の写真集。(読み:ワロトルホトケ)
Talking with Angels-ロンドンの天使達
「Talking with Angels-ロンドンの天使達-」 
鏡リュウジ氏の推薦文より
『天使、天使、天使!
この世界は、耳をすませれば天使の羽音に満ち満ちていて、うるさいくらい。たとえ一人でいたって、僕たちは孤独になんかなれっこないのです。この写真集はそのことを伝えてくれます。』 
 

Talking with Angels-イタリアの天使達
「Talking with Angels-イタリアの天使達」
   イタリア19世紀のみごとな墓地彫刻の写真集。
ダンテの『神曲』にならい「地獄」「煉獄」「天国」を彫刻を介し視覚で巡ることができる、美しい天使の本。
プロフィール

岩谷薫

Author:岩谷薫
カメラマン
1995 個展『身体感覚』
1998 個展『Angels of Brompton-祈りのすがた』
2005 写真集『Talking with Angelsーロンドンの天使達ー』
2006 写真集『Talking with Angelsーイタリアの天使達ー』
2008年 スピリチュアル雑誌『Sundari 』記事執筆
『yaso ヴィクトリアン』studio parabolica記事執筆
2009 デジタル印刷すらできない悪質出版社に捕まり、三冊目の天使の写真集が出版不能に。入校データまで全て完成している状態ですので、もし第三集の出版を御検討していただける出版社がございましたら、メールフォームからお気軽にメールしてみてください。第三集は最高傑作なのですが…。
2011 写真集『笑とる仏』実質、4作目の写真集。

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