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皿池の二尊石仏 と 地蔵の意味

皿池の二尊石仏_1
 台風の低気圧のために、どーもテンションが上がらない私。笑。
 どうして、低気圧の時って、普通の日と違って、やる気がなくなるんでしょうね???

 そんな雨雲を払拭するような今日の写真。

 加古川市志方町、皿池のほとりにある、『皿池の二尊石仏』です。
 石棺仏という人もいるんですが、疑問視する説もあり、いずれにせよ、古墳石材であることだけは間違いないと、私は思います…。

 向かって左が地蔵菩薩。右が阿弥陀如来です。いつかの記事にも書きましたが、地蔵さんが、現世担当。阿弥陀さんが来世担当です。

皿池の二尊石仏_2

 『笑とる仏』では、紙質上、仏の顔が解りづらいですが、今日は、地蔵さんのなーんか、ホノボノしたお顔を御紹介。トーッテモやさしい感じがするでしょ。
 室町時代のものなので、彫りが薄くなってしまっているのは仕方ありませんね。
 でも、500年近くもこうして笑ってるってスゴイですね。

 今日、何気に「地蔵」というものを今更ながらにWikiで調べてちょっとビックリしたのですが、地蔵とは、大地が包蔵する大きな慈悲心みたいな意味なのは知っていましたが、「胎内」「子宮」という意味まであることは知りませんでした! なるほど…

 でしょー! そう言えば『Talking with Angelsーイタリアの天使達ー』では、墓地子宮論みたいな事、書いていたでしょ。
 最近ではこんな事も書いていましたね。
 
 過去には、こんなことも


 鈴木大拙は『日本的霊性』の中で、「鎌倉仏教は大地から生えるように生まれた」的なことを書いています。
 極々、簡単に引用すると、

●「宗教は実にこの具体的(薫、註、大地)なものからでないと発生しない。霊性の奥の院は実に大地の座にある。」

とか、

●「それゆえ、宗教は親しく大地の上に起臥する人間──すなわち農民のなかから出るときにもっとも真実性をもつ。」
(第一編 鎌倉時代と日本的霊性 3節「大地性」の鈴木大拙節は、一読の価値アリ。)

など、浄土宗や浄土真宗が鎌倉時代に農民の仏教として根付いて、正に大地から生えるようにして『笑とる仏』がニョキニョキと出て来たことを考えると、とてもうなずけますね!

 大地と宗教の関係については、マンガで読んだ聖書の記事でも少し書きましたよね。

皿池 風景
 地蔵は子宮であり、正に大地の精ですね。先に、「地蔵は現世担当」と書いた意味の再認識もできました。

 とすると、阿弥陀は地に対して「天担当」かもしれませんね。(「天」については先の大拙の「大地性」を読むのも面白いですよ。)

 地と天と、この二尊仏は、こんな風景を500年近く見守っていたのでしょう。こうした所を耕しながら、宗教がはぐくまれるのでしょう。 

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広峯神社に行ってきた! 陰陽道の聖地


$『Talking with Angels』西洋墓地の天使像と『笑とる仏』 : 写真家 岩谷薫-広峯_1 8月12日に播磨陰陽師の事を書いて、広峯神社の事を少し書いたら、お友達から、「広峯はメッチャいいよ!」とのお勧めのメールが…。
 私も、播磨陰陽師の血を意識し、広峯神社の事を知って以来、かねがね行きたいと思っていた最中でしたので、良いタイミングでメールが届き、呼ばれるように行ってきましたヨ。

 広峯神社は、日本の陰陽道の祖師といわれる吉備真備によって建てられた天平時代からの神社。陰陽道の主神である泰山府君と同神といわれる牛頭天王を祀った総本宮。播磨陰陽師の中心地。
 ちなみに、牛頭天王を祀った有名な神社に、京都の八坂神社がありますが、八坂神社は、貞観11年(869年)広峯神社から牛頭天王を分祀した神社なんだよ。だからこちらが本家ね。

$『Talking with Angels』西洋墓地の天使像と『笑とる仏』 : 写真家 岩谷薫-広峯_2
 結構デカイ、室町時代の社殿です。以前にも少し書いた嘉吉の乱で焼失したの後再建したそうです。

 社殿、階段下の木枠に囲まれた場所は、11月の御柱祭(おはしらさい)で神様の降臨する場所だそうです。

$『Talking with Angels』西洋墓地の天使像と『笑とる仏』 : 写真家 岩谷薫-広峯_7 凛とした良い気の場所ですよ。山が深いですしね。神社からは姫路の街が一望できます。姫路城(今、工事中)や瀬戸内海、その島々まで見えますよ。
 (ちなみに、写真の電柱右横くらいが工事中の姫路城です。ワカランよね!笑)

 拝殿へ向かい、二礼二拍手一礼して、右側をみると大祓人形が。大祓人形とは人の形をした半紙ね。これはよく雛人形のルーツとか言われますよね。特に流し雛の。
 その大祓人形に、名前、年齢、性別を書いて、息を吹きかけて自分の穢れを移して奉納します。 8月は、なんだか穢れ多い感じだったので、良かったですヨ。笑。

$『Talking with Angels』西洋墓地の天使像と『笑とる仏』 : 写真家 岩谷薫-広峯_3




 本殿の裏側には、「九つの穴」。これは、九星の名前の付いたそれぞれ9個の穴に、社務所でいただいたお札に願い事を書いて、自分の九星の穴に入れて願をかけるもの。 願をかける際、穴にささやいても良いそうな。
 願、かけましたよォ…。うむ、これは効きそう…。笑。写真にはイイ具合にハレーションが入って、神秘的デショ。

 ひとしきり、お参りが済むと、社務所の横に、こんなカワイイやつが…
 この犬小屋が笑えます!
$『Talking with Angels』西洋墓地の天使像と『笑とる仏』 : 写真家 岩谷薫-広峯_4
$『Talking with Angels』西洋墓地の天使像と『笑とる仏』 : 写真家 岩谷薫-広峯_5


 さすが、陰陽道の聖地、犬小屋の出入り口にまで護符が貼ってあります!
「こじろうちゃん」か…。おとなしくて、めちゃめちゃカワイイです!
 もう一つ、この犬と遊んでいて「さすが…」と思ったんですが、笑、こじろうちゃんは、愛想はとってもいいのですが、カメラを近づけるとレンズを絶対見ません!
 それに気付いた私は、
$『Talking with Angels』西洋墓地の天使像と『笑とる仏』 : 写真家 岩谷薫-広峯_6 「うむ…、こやつ、写真が魂抜き取るってことを知っておるな…! さすが広峯神社犬。おぬし、デキルナ…。」と感ジテしまいました。爆!
 めざましテレビの『きょうのわんこ』にも出れそうなナイスなキャラです。笑。


 広峯神社は、鳥居をくぐって、すぐに旧道と新道に2又に道が分かれていますが、健脚の方は、絶対、山路の旧道から参拝することをお勧めします。
 私は初めてだったので、初め、舗装された新道を歩きましたが、帰りは写真のような旧道を歩いて帰りました。


$『Talking with Angels』西洋墓地の天使像と『笑とる仏』 : 写真家 岩谷薫-広峯_8
$『Talking with Angels』西洋墓地の天使像と『笑とる仏』 : 写真家 岩谷薫-広峯_9
 ほとんど、室町時代か、日本の中世の道をタイムスリップで歩いているような錯覚を覚えるほど、いい道ですよ!
 昔はこの道沿いに、34家もの社家があったそうですが、今は、私が見たところでは1件だけかな…。この雰囲気、ずっと残したいですね…。

 鳥居の近くには、またしてもお散歩中の別の犬が…。どえらく尻尾をふって私に近寄ってくるんですヨ。笑。
 業いっぱいな人間よりも、無垢な犬に好かれて、ちょっと安心しましたヨ。
絶対、やつらは、なんか見えてると思う…。苦笑。

 播磨陰陽師達の聖地ですね。ちょっと故郷に帰ったような思いでした。

UFO見たことある~?

 今日は、アホな話なので、お暇な人は気楽に聞いてください。笑。

 読者さんは、UFO見たことありますぅ~??

 私は生涯で2度あります。

 1度は、ロンドン上空で。日本への帰国の飛行機の中でなのですが、窓から見ると、米粒ほどの小さな発光体が、飛行機と並走していました! かなり遠い距離なので、勿論、実際は米粒ほどの大きさではないはず。
 私の隣には、日本人の知らない女の子が座っていて、よっぽど、「アレ、UFOですよね??」と確認しようと思いましたが、
「見ず知らずのアホな人」と彼女から白い目で見られるのもイヤな上、しかも日本まで十時間以上、そう思い続けられるのはさらにイヤなので、彼女には言わず、自分の心の奥に深く深くしまいこんでしまいました!爆
 10分ほど、飛行機と並走していましたよ…。目を離したすきに消えちゃいましたが。

 2度目は、なんと渋谷区恵比寿の駅前で…苦笑…。
 駅上空にオレンジ色の結構デッカく丸い物体が、西から東に飛行機くらいのスピードでズバーっと一直線に飛んでいきました!爆
 
 世代が解ってしまいますが、スパーマンのアニメで
「あれは何だ!!
鳥だ!! 飛行機だ!!いや、スーパーマンっだ!!」

って、上空を指差し、叫ぶフレーズがありますが、実際、そんなナゾの飛行物体を見ちゃうと、唖然としてしまい、声なんて出せませんヨ。
 しかも今度は大勢な人から、「アホな人!」と思われるのもイヤなので、やっぱり心の奥底にしまいこんで、黙って見守ってしまいました。笑! ちなみに私の周りの通行人は誰も気付いていませんでした…空を見ながら歩く人なんて居ませんよね… なら、私はどうなんだって感じですが…笑! 天使を探していたのかな?爆! ひょっとするとあれは、隕石だったのかもしれませんが…?? オレンジの物体は少し尾をひいていましたし。

 旅客機のパイロットは、UFOを見るのは結構、珍しいことではないそうです。ただし、そんな事を口外しちゃうと、すぐに地上勤務になるらしいですよ。笑。
 航空会社としては「幻覚を見る、アホな人」、危険な人って思われるからだそうです…ナルホドなぁ。笑!


 数日前、テレビの『摩訶不思議探偵団』を見ていて、今年の10月28日が人類の滅亡の日かも知れないと言ってました。笑。
 マヤ歴が10月28日に終わっているのと、巨大彗星が衝突するかもしれないのと、さらに、ちょっと笑っちゃったのが、宇宙人の侵略らしいですヨ!笑。
 実際、フランスのビュガラッシュ山に、避難している人もいるそうな…。

 私は、この広い宇宙に他の生命体が居ないと思う事の方が、不自然と思うので、100%全否定するつもりはありませんけどね…笑。

 ほぼ、あと2ヶ月ですか…。 100%を求めちゃうと、キリがありませんが、まぁ、そこそこ楽しい人生でしたヨ。爆。 (あっ、勿論信じている訳ではないですよ。てか、どーでもいいんですけどね。)

朝顔 と 進歩

あさがお
 『朝顔は 朝な 朝なに咲きかえて 盛り久しき花(orもの)にぞありける』


 前回の記事と似ていますが、朝顔は一日として同じ朝顔はなく、毎日、咲きかえ、(人も)更新してこそ、盛りが久しいという意味ですね。

 この短歌は、鈴木大拙の著書に、引用されており、出典が解らぬまま『笑とる仏』に掲載しましたが、ある日、茶道だったか、華道、香道の儀式に用いる短歌であると、あるサイトで見付けた記憶がありますが、今はそのサイトも見付けられず、詳細は解らず…笑。

 代りに、見付けたのですが、中国の博物学本『本草綱目』の和刻本の中の朝顔の綱目に、この短歌が添えられているそうな。

 いい歌ですよね。
 朝顔は、なんだか「ハッ!」とする美しさがあって好きです。

 随分以前、靖国神社で、朝顔会があって見に行きましたが、午後からの人でも鑑賞できるようにと、水を貼った大きなタッパの中に、朝顔の花をちぎって浮かせ、まるで大小の花火のように展示している光景にも、「ハッ!」とした覚えがあります。
 こんな展示の仕方、あるんですね。ホントに印象深くキレイでしたよ。

 
フィジーの海
 ちょっと、話、矛盾と飛躍しそうですが、 まぁ、無理に更新や、進歩することもないとは思いますけどね。笑。

 文化文明について考えると、現代のように、進歩を旨とするような文明は、必ず滅びているような気がします…。
 その点、縄文文化は、1万年続いたっていいますしね…。過去を振り返っても1万年も続いた文化(文明というかどうか解りませんが)は、ありませんよ。
 おそらく、アボリジニやアイヌの文化も、それ以上続いていたものと思われます。こんな『盛りひさしい』文明はありませんから。笑。
 それは、自然の大切さ、畏怖の念を、他のどの文明よりも知っていたってことなんでしょう。
(になみに、上記の変わらぬ文化は、みんな進歩を旨とする文化によって滅びています。8月15日に書いた記事で、和尚が「欲は人を強くする」という言葉が、まさに人類にかけられた呪いように響きますね…)

 こんな文明の力であるPCを使って書くのも全く矛盾していますが、文明の進歩って必ずしも、良いとは言えませんよね…。
 手近なところでは、水木しげる翁の、ラバウルの事を書いた記事や思想なんかでも、そう思います。
『ハーメルンの笛吹き』のネズミのように、止まりませんよね…。

 写真はキレイなフィジー(楽園)の魚達。

太山寺磨崖不動明王 神戸市

 不動明王は密教や修験道で、とりわけ重要視される明王ですね。
 
太山寺_1
太山寺_2
 磨崖仏はやっぱカッコイイですねー。岩から不動明王が出現している(化現)している感じです。
 この磨崖仏は、兵庫県下最古のもの。鎌倉時代、弘安年間のものだそうです。全長175cm。 鎌倉時代の石仏らしく、非常にしっかりと彫られています。

 昔は、ここに清水が流れており、行場として機能していたのでしょう…。
 今は、水も汚いし、ゴミもあって…。もし清水だったら、心も体も清められそうな場所ですが。
 滝の音と蝉の声なんかが混ざると、いい風情でしょう。

 太山寺は、716年開基の天台宗の大きなお寺。
 以前、『放送大学』で、太山寺が、いかに風水的に計算されて造られた寺院であるかを解説していた番組がありましたが、おおよそ、古い神社仏閣は、風水的に考えられていますよね。
 羅盤(風水の方位磁石)を持って神社仏閣、墓参りも面白いかも…随分昔そんなこと、やった覚えがありますが、もう忘れた…。笑。

 この不動さんには、「不動」という言葉にちなんで、慧能のこんな言葉をそえました。ちなみに慧能さんは禅仏教の祖師ですけどね。

●『真に不動ならんと欲すれば 不動は動の中にこそあり』

 この川の流れのように不動なのかもしれませんが、この頃の私の不動は、やっぱり止まってないか?と自問しそうです。笑。
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写真集
笑とる仏
『笑とる仏ー播磨の石棺仏を中心にー』   谷村新司さん推薦!    播磨の珍しい石棺仏を中心に、素朴な笑顔の石仏の写真集。700年近くもやさしく微笑み続けている石仏達を、さまざまな仏教名言と共に紹介する。この深い笑みはきっと心に響くと思います。巻末には地図もありますので、実際、仏様に会いに行くこともできます。勿論、関西限定書ではなく全国に通じる心の本です。 実質、私の4冊目の写真集。(読み:ワロトルホトケ)
Talking with Angels-ロンドンの天使達
「Talking with Angels-ロンドンの天使達-」 
鏡リュウジ氏の推薦文より
『天使、天使、天使!
この世界は、耳をすませれば天使の羽音に満ち満ちていて、うるさいくらい。たとえ一人でいたって、僕たちは孤独になんかなれっこないのです。この写真集はそのことを伝えてくれます。』 
 

Talking with Angels-イタリアの天使達
「Talking with Angels-イタリアの天使達」
   イタリア19世紀のみごとな墓地彫刻の写真集。
ダンテの『神曲』にならい「地獄」「煉獄」「天国」を彫刻を介し視覚で巡ることができる、美しい天使の本。
プロフィール

岩谷薫

Author:岩谷薫
カメラマン
1995 個展『身体感覚』
1998 個展『Angels of Brompton-祈りのすがた』
2005 写真集『Talking with Angelsーロンドンの天使達ー』
2006 写真集『Talking with Angelsーイタリアの天使達ー』
2008年 スピリチュアル雑誌『Sundari 』記事執筆
『yaso ヴィクトリアン』studio parabolica記事執筆
2009 デジタル印刷すらできない悪質出版社に捕まり、三冊目の天使の写真集が出版不能に。入校データまで全て完成している状態ですので、もし第三集の出版を御検討していただける出版社がございましたら、メールフォームからお気軽にメールしてみてください。第三集は最高傑作なのですが…。
2011 写真集『笑とる仏』実質、4作目の写真集。

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