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やさしいまなざし 慈眼 

慈眼寺 写真集を買っていただいた方でも気付かれない人もおられるようで、この仏さまの目線の先には、小さな毛虫がいます。
 石像の取材をしていると、こんなことや、あんなことのように、小動物との偶然の出会いが面白かったりします。
 覗き込むような、なんとも言えないすばらしくやさしい眼差しなんですよね。(この仏師はかなり才能ある方だと思います)
 この石仏は30cmくらいの小さなものですが、なんだか毛虫を自分や人のように思うと、不思議な大きさを感じる写真になります。
 蝶になる夢をみるもよし、蛾になるのもよし、毛虫のままでもまた良しって感じですかね。

 ●慈眼にて衆生を見れば、福聚(ふくじゅ)は海のごとく無量なり。
『法華経』 普門品(ふもんぽん)

追記:この境地で、最近、トッテモ解り易い!!!と気付き感動したのは、ルイ・アームストロングの『What A Wonderful World』です…(日本語訳で歌詞書いてあります。)
 (なかなか「Wonderful World」と感じれないことがついありがちですが、でも、きっとそれをも含め、絶対「Wonderful World」なんですねぇ……)

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渋谷区恵比寿にもある石棺仏! と大発見!!

 数日前、「関東、特に東京の人は、石棺仏と言ってもピンとこないでしょうから、コレを見て、石棺仏の存在感や時空間を体感してみて!」と思い渋谷区恵比寿にある福昌寺の石棺仏を紹介するサイトを見た瞬間、私自身がピンと来まくりましたぁ!!!

 この阿弥陀さま、どこかで見たことがあるなーと直感し、撮影リストを調べてみると、ありましたヨ! これは兵庫県加東市家原の赤岸の交差点北西角にある、「家原石棺仏」と非常に彫りが一致しています!!!!
 家原の石棺仏は、鎌倉時代後期のものといわれ、その時代のもので「来迎印」で立像(石棺仏で阿弥陀の立像は少ない)の石棺仏は、 兵庫県下でこれ一つしか存在しないので、非常に珍しく大変貴重なものなのですが、如何せん、あまり良い気の場所でない上、お顔が悲しげで、今回『笑とる仏』というテーマにはちょっと辛かったので、69ページに、写真は載せずテキスト紹介だけはしたものです。
 交差点に上がる階段が「天国への階段」みたく撮りました。笑。左の写真がそれね。
(ちなみに、古来から地蔵などはよく、四つ辻や橋のたもと、村の境などによく建てられており、交差点にあるのもそのなごりかも。)

家原石棺仏

渋谷 石棺仏


(ゴメン、FC2の画像の横並べもワカラン…この2つの一致点を、みなさんも検証ができるように、したかったのですが、大きな画像はアメブロで確認してネ。FC2のヤヤコシイところ…)
●まずはじめに、「足ヒレ」のような独特の足表現が一致。
●足から上の「衣の流れの表現」が一致。
●手の表現(「来迎印」と言いますが)が一致。(恵比寿の写真では画素数の関係で、視認しづらいですが)
●頭にお饅頭を乗せたような髪の表現が一致。耳の表現も同じです。光背の表現も同じです。

 これだけ細かな共通点が見いだされると、ほぼ間違いなく同じ作者のものです!(石仏は年号が書いていないものの方が多く、その彫りから推定していくのが常套で、この彫りは明らかに、鎌倉後期から南北朝期のものです。)

これは大発見!!!  
(私が第一発見者っス!『笑とる仏』でも結構、彫りのクセから作者を割り出しました。)

 恵比寿の石棺仏はサイトにあるよう、和歌山県那賀郡(現:岩出市 大阪のすぐ隣)から持って来たとの伝承があるらしいので、おそらくこの石仏の石工さんは、播磨や河内を造仏行脚したのかもしれません。あるいは、播磨から運んだのか?
 東京の石棺仏を見て、遠い昔の遠い播磨(加東市)の石工さんのことや施主の気持ち、古墳時代に思いを巡らすのも、歴史のマロン、じゃなかったロマンですネ。
(註:石棺仏は、ほぼ播磨の文化ですが、河内や奈良にも、ほんの少しだけ存在します。ただ播磨の方が、その数は比べ物にならないくらい圧倒的に多いのです。その理由は、『笑とる仏』にも記しました。)

 なので、サイトに紹介してある渋谷区教育委員会の石仏説明は若干、間違いで、15世紀ってことはマズありません。14世紀初頭と書くのが妥当でしょう。渋谷区はちゃんと区指定の文化財にしていますが、加東市も、文化財に指定すべきものなんですけどね…。確認されたのは全国でこの2体のみです。だからとても貴重な石棺仏です。(そもそも鎌倉時代の石棺仏が貴重)

 実は、渋谷区恵比寿は、私が15年も住んでいた地です。駅から2分くらいのところに住んでいたので、福昌寺の前は、おそらく何千回も通っていたと思いますが、住んでいた時はその存在に気付きませんでした。恵比寿を去る、3年くらい前から、石棺仏の取材はしていたにもかかわらずです…。
 自分の住んでいたこんな近くに、隠れるように石棺仏があったなんて、かなりの驚きでした!!!!
 おそらく、播磨の石棺仏本社から、恵比寿の東京支社へ、この阿弥陀さまは派遣されて、私に、至近距離から「出版しろ~、紹介しろ~~」って知らぬ間に電波送られていたのかも知れませんヨ!!笑。東京も恵比寿も広いのに何故、ピンポイントでウチの至近距離だったのかと思いますよぉ~。
 天使の時もそうですが、想念の入ったものの取材をするとよく、こうした不思議なことが頻繁に起こります。
  
 恵比寿ネタ。楽しいことも、2年前のとんでもない事件も、もっと紹介したく思い出たっぷりの地なのですが、さらに長文になるので、この辺で…
 
 最後に、もし福昌寺に行かれて、石仏に御興味があれば、川を渡って、「恵比寿のエコー劇場」の前にも庚申信仰の石仏があります。少し足をのばせば、中目黒の「恵比寿ロビンズクラブ」の坂のところにも、庚申信仰の石仏があります。庚申信仰は、江戸時代に盛んだったようです。あっ、そう言えば、目黒図書館の前にも変わった石仏があった記憶が、『ブラタモリ』のように散策してみるのもいいかも。笑。 当時はよくお散歩していましたヨぉ…。あの日にちょっと帰りたい…。

臨死体験ってこんな感じぃ?

慈眼寺 昨日のように、むさくるしいオサーンの写真をずっと見せられるのは、読者さんも辛かろう…と思うので大急ぎで更新しますね。笑!(自意識過剰な私も辛いので!爆)
 この写真、特に、石棺仏ではないのですが、仏さまの前にちょうど川のように木の根っこが張っていて、まるで三途の川のようなので、思わず撮ってしまいました。
 臨死体験者が非常に高い確率で見る情景は「三途の川」と「お花畑」です。
 三途の川の対岸には、必ずと言っていいほど、親族(仏:ここでは亡くなった意味ね)がいます。
 仏教も極めると、全てのものが、仏になるらしいので、この小さな石仏(30cmくらい)も、親族ととらえていいかもしれませんね。
 仏教やヒンズー教などでは非常によく「化身」とかいいますよね。究極のところでは「私があなたで、あなたが私」です。つまるところ、「石仏や天使も、私やあなたです」。仏教では『華厳経』が伝えるところです。
 この辺が西洋にはない、東洋の教えの深いところです。「キリストやアラーが私である」とは決して言いませんよね。(『笑とる仏』には紹介しましたが、西洋では、中世のドイツでマイスター・エックハルトだけはそのことに気付いていました。あっ、そう言えばグノーシスの人も知っていましたが。もちろん、どちらも異端扱いです。)
 臨死体験的には、この川を渡っちゃうとOUTらしいです。笑。つまり死ぬってことです。今の心境なら、川岸まで来てしまったら、私は迷わず渡りますが!。
 決して命を祖末にするという意味ではなくて、死ということにネガティブイメージを持っていないという意味です。いつかの記事にも書きました。

 『Taliking with Angels-ロンドンの天使達-』にも御紹介しましたが、立花隆さんの『証言・臨死体験』は、非常にいい本だと思います。多数おさめられた証言者の画像がいいんですよ。絵は拙くても、言葉よりもビジュアルの方が、情報量は圧倒的に多いのです。(これは単純にPCのメモリー量だけを比べても解りますよね。)
 究極的には、言葉ではありません。言語を超えたメッセージを画像で表現しようとおもい、いつも写真集を創っています。
 ちなみに、この石仏は三木市の慈眼寺のかわいらしい石仏です。

神戸新聞に私と『笑とる仏』が掲載されました。

神戸新聞 神戸新聞の画像を、全部載せるのは、たぶん著作権やなんかで、記者さんや神戸新聞からクレームが来ると困るので、載せられないなーと思っていましたが、これだけ小さい画像なら大丈夫でしょう…。文字も読めませんし。自意識過剰な作者にはちょうどよく、顔にもモザイク入れましたヨ。笑。 なので載ったっていう事実報告だけですが…。
 この記事の作者からの補足としては、

●石棺仏は全国でもほぼ、播磨にしかない知られざる貴重な石仏文化であること。
(地元の人ですら知らない非常に古くレアなものです。)
●石棺仏をここまで一挙にまとめた史料はかつて存在しないこと。
●石仏と仏教名言が多数ちりばめられており、播磨のみならず全国で、珍しい石仏達を通しての笑顔の「癒し本」になること。
 など、書いていただければ、尚良かったのですが、でも今、震災や選挙の記事でなかなか紙面が割けない最中ですので、上手くまとめていただきましたよ。
ありがとうございました。

教信寺のHPに『笑とる仏』紹介してあります!

教信寺
 教信寺は、「南無阿弥陀仏」と称えることによって救われるという称名念仏の元祖的存在の教信上人を祀ったお寺。親鸞が人生の目標とし、一遍が慕っていた高僧です。
 何故「南無阿弥陀仏」と言うだけで救われるの?と思う方、ぜひ、禅と真宗の白眉、鈴木大拙の名著『真宗入門』を御覧ください。それを読むとその理由が解ります。
 『笑とる仏』でもその心髄的な文章は引用しました。
 実は、『笑とる仏』に紹介している石仏のほとんどは、鎌倉時代に起こった浄土宗や浄土真宗の影響の石仏達です。
 それまでの仏教は貴族の仏教、律令仏教だったものが、鎌倉時代になり「南無阿弥陀仏」の一言で救われるという画期的な教えにより、救いを渇望していた民衆に、きっと野火のように広がったことでしょう。おそらく当時「日本の宗教改革」と言っていいほどの一大ムーブメントだったと思われます。
 そのムーブメントの元祖、発信地と言っていいのが教信寺でしょう。石棺仏のほとんどは、ここが発信源といっても、少なからず間違いではないと思います。

 その教信寺に『笑とる仏』が紹介されたのがうれしいです。 きれいな紹介文でなおさらです。上の『笑とる仏』に紹介した教信寺の石仏の写真は、石棺仏ではなく、おそらく江戸期のものでしょうが、とてもナイスなスマイルで、阿弥陀三尊が彫られています。お顔がイイ! よく死ぬ間際の「来迎図」として阿弥陀三尊は描かれますが、こんな顔で来られたら全然OKって感じです。笑!
 
教信寺_2
 写真集には紹介していませんが、教信寺の墓地内にも、小さな石棺仏が点在しています。この写真などはそうです。小さな阿弥陀さんですが、 オバアちゃんみたいに笑っています!上部についた突起はおそらく石棺を組むために付けられた突起でしょう。
 その他、教信寺には昭和42年に梵字を彫られた(最新の?)大きな石棺仏もあります。梵字の石棺仏は、ビジュアル本としてあまり見た目、面白くないので、掲載しませんでしたが…。研究資料としては非常に面白いのですが…。

 教信寺の和尚さんも、面白い方で、コントラバス奏者としても有名です!
 以前、NHKでも紹介されていたこともあり、「西洋では寺院が教会音楽のコンサートホールになっているのに、日本には、その機能が無い。」とナレーションされていたのが、なぜかとても印象に残っていました。それで、お寺でも演奏会をされておられます。ちなみに私は教会音楽が大好き。
 ただ、アート作品などは運営が大変なようで、この記事などは、非常に同感いたします。関西の人には解るでしょうが「となりの人間国宝さん」にも認定された方らしいですよ!笑。 
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写真集
笑とる仏
『笑とる仏ー播磨の石棺仏を中心にー』   谷村新司さん推薦!    播磨の珍しい石棺仏を中心に、素朴な笑顔の石仏の写真集。700年近くもやさしく微笑み続けている石仏達を、さまざまな仏教名言と共に紹介する。この深い笑みはきっと心に響くと思います。巻末には地図もありますので、実際、仏様に会いに行くこともできます。勿論、関西限定書ではなく全国に通じる心の本です。 実質、私の4冊目の写真集。(読み:ワロトルホトケ)
Talking with Angels-ロンドンの天使達
「Talking with Angels-ロンドンの天使達-」 
鏡リュウジ氏の推薦文より
『天使、天使、天使!
この世界は、耳をすませれば天使の羽音に満ち満ちていて、うるさいくらい。たとえ一人でいたって、僕たちは孤独になんかなれっこないのです。この写真集はそのことを伝えてくれます。』 
 

Talking with Angels-イタリアの天使達
「Talking with Angels-イタリアの天使達」
   イタリア19世紀のみごとな墓地彫刻の写真集。
ダンテの『神曲』にならい「地獄」「煉獄」「天国」を彫刻を介し視覚で巡ることができる、美しい天使の本。
プロフィール

岩谷薫

Author:岩谷薫
カメラマン
1995 個展『身体感覚』
1998 個展『Angels of Brompton-祈りのすがた』
2005 写真集『Talking with Angelsーロンドンの天使達ー』
2006 写真集『Talking with Angelsーイタリアの天使達ー』
2008年 スピリチュアル雑誌『Sundari 』記事執筆
『yaso ヴィクトリアン』studio parabolica記事執筆
2009 デジタル印刷すらできない悪質出版社に捕まり、三冊目の天使の写真集が出版不能に。入校データまで全て完成している状態ですので、もし第三集の出版を御検討していただける出版社がございましたら、メールフォームからお気軽にメールしてみてください。第三集は最高傑作なのですが…。
2011 写真集『笑とる仏』実質、4作目の写真集。

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