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業務連絡

単なる業務連絡でスミマセン…。8月4日頃まで、ロケで留守です。その期間、なかなかPCメールを確認できる状態ではないので、すみませんがお急ぎの方は携帯電話の方に御連絡くださいませ。
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占い師のおばあちゃん

 誰でも、時に魔が差すことってあると思います。 ある日、のっぴきならない理由から、少々ヨコシマな事を考えていて、それを決行しようと思っていた時がありました。
 そんなイライラした気持ちで、うだるような暑い街を歩いていると、地下鉄の階段で、荷物が重く、立ち往生している80歳くらいのお婆さんにフト目が止まりました。
 反射的に、「あばあちゃん、荷物持ってあげるよ!」と声をかけたら、おばあちゃん喜んでくれて、「わたしはねー。そこの交差点で、占いしている占い師なの…」「お礼に観て上げようか?」と言われました。
 いや~、ビックリしましたねー。ちょうど気持ちがモヤモヤして困っている時にこそ、こんな不思議な出会いがあるものですね…。

 辻占いの机や道具を広げている間に、おばあちゃんの話、いろいろ聞きましたよ… 
 若い頃は、農地改革で裕福な実家が没落してしまい、広島では原爆に会い、結婚適齢期には、戦争で男がおらず、御見合い話は、戦地から帰ってきた片腕や足の無い人ばかりで結婚しなかったの…と。
 その次に続くおばあちゃんの言葉が泣かせるんですよ…笑。

「ワタシはね。自分の人生があまり幸せでなかったから、せめて周りの人だけでも幸せにしようと思って占いを始めたの…」

 「そっカー…」そんな話を聞くと、私の悩みなんか小さい小さいと思いましたよ…。 聞くところによると、20才代くらいから占いをやっているらしく、そう言えば、20年くらい前、同じ交差点で、このおばあちゃんに群がるお客さんの大行列を見た記憶がありました…。ああ、そんなに昔から私が間接的に知っているスゴイおばあちゃんだったのね…実は、全国から占ってほしいお客さんが泊まりがけでくるそうです…。
 
 そんな出会いだったので、おばあちゃんの苦労話の方が多く、私の鑑定はチョットだったのですが、「アンタは、何をやっても大丈夫!自分の思った通りに生きなさい!」と言われました。「でも、今、私はあんまりパッとしてませんけど??」と聞き返すと、「人生、初めが良くて、後が悪いより、初めが悪くて、後が良い方がイイのよ!大丈夫。」と言われました。 
 私は占い好きですが、実のところ、あんまりプロの占い師に鑑定してもらった事はありません。この鑑定で、人生で3度目くらいですが、みんな、晩年は良くなるって言うんですよ…?? でも、もうそろそろ人生の折り返し地点に差し掛かろうというのに大丈夫かいな??笑、という状態ですが…笑。
 でも、こういう言葉を聞くと、少しは励みになりますよ…。

 当時持っていた自分の小さな悩みなどは、聞くことすらしませんでしたが、おばあちゃんの、生き様の話を聞くだけで充分すぎる貴重な贈り物でした。
 80歳も越えているのに、いまだに、暑い日も、寒い日も、屋外で占いを続けているなんて、並大抵な事ではないと思います! スゴいねェ!!!!

 そんな話を聞かされると、「お金なんか要らない」と言われた鑑定ですが、ついお金を払ってしまいました…笑。 今思うと、もしかすると、占い歴60年以上のおばあちゃんの、これが最高の手練の営業トークだったりして?苦笑…。とまた、ヨコシマな事を考えたりしましたが、笑、でも、感動と勇気を与えてくれ、はじめの魔が差しそうだった気持ちを思いとどまらせてくれ、気持ち良くお支払いしました。
 なんだか三流ドラマのようなタイミングの出会いだったので、見えない力に守られているのかな?とさえ思いました。
 最後にお互い「ありがとう。がんばってね」と握手をして、別れました。80歳も越えているのに、おばあちゃんの手は、フワフワでとても柔らかかったのが印象的でした。この手の感覚は昔、撮影したことのある、故、大屋政子さんと同じ感触でした。魔女系ですネ。笑。

 よく中国の昔話などで、本人が困っている時に、誰も相手にしない、みすぼらしい老人が現れて、その老人に少し親切にしてあげると、実は老人は仙人で、神通力でお礼をしてくれるなんてお話がよくありますが、今回の出会いは、なんだか、そんなおとぎ話みたいな出会いでした…。 現実に、そんな事ってあるんですね…。
 少しパッとできたら、あの交差点にもう一度、茶飲み友達として御会いしに行きたいものです。

北林谷栄さん

 今日、何げに『徹子の部屋』を見ていると、追悼番組で、北林谷栄さんを御紹介していました。今年お亡くなりになられていたとは知りませんでした…。
 印象的な作品はたくさんありますが、私は、『となりのトトロ』のおばあさんの声で「メイちゃ~ん」と呼んでいる声が妙に好きでした。
 そして、北林さんは私の写真集『Talking with Angelsーロンドンの天使達ー』のラストシーンを飾る、とても素敵な文章と、体験をされた方です。
 文章の引用許可をもらうために、青山の事務所まで伺ったことを、最近のことのようによく覚えています。ありがとうございました!こうした先人の知恵や体験で本ができるんですよね…また、どこかで御会いできそうな気がいたします。

死後世界 スピリットランド


10_7_10 FC2はアメブロに比べて、難しいですね…。テストでアメブロと同じ記事アップしてみます。今日はこんな本、紹介します。
 『死後世界地図』A.ファーニス 著、岩大路邦夫訳、山口美佐子構成

 たまたま図書館で見付けました。死後世界の本は、スエーデンボルグの本も読みましたが御他聞にもれず少々、退屈なのと、キリスト教色が濃いので、ちょと飽きます。でも、いい本ですけどね。
 そんな時に出会った本です。
 原著は『A Wander in The Spirit Land』。19世紀のロンドンに生きたA・ファーニスという霊媒師を介して、19世紀イタリアに生きたフランチェッツォ(死人)の霊界体験を記した本。 『死後世界地図』はその解説本です。
 解説者の説明が、少々、耳障りだったり(解説者さんゴメンなさい)イラストがイマイチだったりしますが、それを差し置いてもいい本だと思います!
 
 なにはともあれ、私の写真集と不思議と同じで、19世紀のロンドンの霊媒とイタリアの死人ってのがイイ!!! 不思議な縁を感じます。 
 さらに興味を魅くのは、霊界に行っているフランチェッツォが無神論者であったこと。スエーデン・ボルグのように、キリスト教者だと、まるで信者じゃないと天界へ行けないような記述も無くはないので、退屈になるんですよ…そうした宗教色が無く、客観的な感じがしてイイ。
 さらに更に、興味を魅くのは、霊界は階層社会であるということ。スエーデンボルグも階層のことは書いてあるけど、それよりももっと多層な印象です。

 この霊界の階層社会で思い出すのは、『Talking with Angelsーイタリアの天使達ー』で御紹介したダンテの『神曲』です。『神曲』と言えば世界文学の古典中の古典で、当然、フィクションだと思っていましたが、フランチェッツォの言う階層社会と非常に似ています! そう考えるとダンテは実は霊媒で、『神曲』は実際に見て来たノンフィクション文学だったのかも…とか思ってしまいました…。

 さらに、注目すべき点は、ダンテはベアトリーチェという理想の女性に導かれて天界へ赴きますが、フランチェッツォは、地上に残した愛する恋人に霊界で再会すべく、霊界で精進します。(フランチェッツォは、高潔な恋人は死んだら、もっと上層界に行くと信じていたから) また、霊媒を通じて、恋人がフランチェッツォの霊界修行の軌道修正までしているんです。
 ダンテは「永遠に女性的なるもの、われを引きて昇らしむ」と言いましたが、正にその通りで、これは自著『Talking with Angelsーイタリアの天使達ー』の後書きにインドの「シャクティ」という言葉で解説したことがあります。
 ベアトリーチェ体験までフランチェッツォは同じなので、非常に興味深かったのです。
 そんな事を思いながら、自分の写真集を今、別の視点で見返してみましたが、ちゃんと階層になっていて、この写真集もよく出来ていますよ!マジで。苦笑。月日が経ったので、特に思います。 過去の『神曲』の記事も御参考に…。

 他にも、いっぱい面白い事が書いてありますが、ちょっと箇条書きにすると、
●自殺はやっぱり、キツいんですって…。土葬にされた自殺者の記事があるんですが、体は本来生きる力を持っていたので、魂と肉体が離れず、肉体が腐りきるまで、腐る苦痛が魂を苛み続けるそうです…怖い。
●死ぬ時の気持ちが大事、は、過去の記事でも書きましたよね。霊界では常識なのかも
●何で、人は生まれ変わるのかは、やはり、魂の勉強の為なんですって…人類は、何世代も生まれ変わっているハズなのに、だったら、今頃、もっともっとエライ魂や人類になってればいいのに…と私も含め思いますが…??
 
 『死後世界地図』は解説本なので、原書『A Wander in The Spirit Land』の翻訳本『スピリットランド』(絶版)を古書店で最近、購入しました。この本はまだ手元に届いておらず読んでいませんが、きっと翻訳本の方がイイと思います。

 19世紀って、霊界でも、特殊な時代だったのかな?
 自著も含め19世紀のロンドンとイタリアのメッセージを聞いてみるのもいいかもです…。
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写真集
笑とる仏
『笑とる仏ー播磨の石棺仏を中心にー』   谷村新司さん推薦!    播磨の珍しい石棺仏を中心に、素朴な笑顔の石仏の写真集。700年近くもやさしく微笑み続けている石仏達を、さまざまな仏教名言と共に紹介する。この深い笑みはきっと心に響くと思います。巻末には地図もありますので、実際、仏様に会いに行くこともできます。勿論、関西限定書ではなく全国に通じる心の本です。 実質、私の4冊目の写真集。(読み:ワロトルホトケ)
Talking with Angels-ロンドンの天使達
「Talking with Angels-ロンドンの天使達-」 
鏡リュウジ氏の推薦文より
『天使、天使、天使!
この世界は、耳をすませれば天使の羽音に満ち満ちていて、うるさいくらい。たとえ一人でいたって、僕たちは孤独になんかなれっこないのです。この写真集はそのことを伝えてくれます。』 
 

Talking with Angels-イタリアの天使達
「Talking with Angels-イタリアの天使達」
   イタリア19世紀のみごとな墓地彫刻の写真集。
ダンテの『神曲』にならい「地獄」「煉獄」「天国」を彫刻を介し視覚で巡ることができる、美しい天使の本。
プロフィール

岩谷薫

Author:岩谷薫
カメラマン
1995 個展『身体感覚』
1998 個展『Angels of Brompton-祈りのすがた』
2005 写真集『Talking with Angelsーロンドンの天使達ー』
2006 写真集『Talking with Angelsーイタリアの天使達ー』
2008年 スピリチュアル雑誌『Sundari 』記事執筆
『yaso ヴィクトリアン』studio parabolica記事執筆
2009 デジタル印刷すらできない悪質出版社に捕まり、三冊目の天使の写真集が出版不能に。入校データまで全て完成している状態ですので、もし第三集の出版を御検討していただける出版社がございましたら、メールフォームからお気軽にメールしてみてください。第三集は最高傑作なのですが…。
2011 写真集『笑とる仏』実質、4作目の写真集。

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