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はや一年

 あっという間に一年過ぎてしまいました。一生のうちでこんなに早くに過ぎた一年は、経験がないかも。去年の今頃は、薄汚い人間に穢されまくりでした…悪い年が早くに過ぎたのは幸せということにしておきましょう。
 ジョスカン・デ・プレは『Talking with Angels-ロンドンの天使達-』でもおすすめした作曲家ですが、穢れた気持ちを洗い流してくれる清流のようです。

 (画像にあるのは、偶然、前回の記事と同じくシスティーナ礼拝堂の天井画。右の神のマントは人間の脳の断面を意識していると、何かの美術解説で言ってたような記憶が…)
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アレグリ 天使の声

 
 グレゴリオ・アレグリの『ミゼレーレ』。システィーナ礼拝堂で定期的に歌われているんだって。ミケランジェロの最後の審判の絵で有名なシスティーナ礼拝堂へは、当時入れなかったんだよな…。確か、閉門がやたらに早かった記憶がある。16:00頃だったような…。タイムアップで入れませんでした。
 ちょっと退屈な曲ですよ。でも主旋律に呼応するかのような高音の天使のような声にはブッ飛びます!笑。
 本来の演奏時間は12分ぐらいあるのに、この動画は10分くらいで止めてしまっています。でも、ずっとこの調子ですので、お急ぎの方は、はじめの3分ぐらいでおおよその感じはつかめるでしょう。
 こんな書き方をしてるけど本当にシスティーナ礼拝堂で、ミケランジェロの絵の前でこの曲が流れていたら、感動で死んでいるところデス!笑。 あー、今気付いたけど、私のイタリアの写真集にはこの曲、合うと思う…。   

忘れていた詩

『Talking with Angels』西洋墓地の天使像 : 岩谷薫-09_12_12 12月3日に忘れていた詩、書いてある本を見つけ出したので、紹介するね。
ホイットマンの詩でした。

 私は死後の私自身を、愛する草をのばすために土に残す。
 もしまた私に会いたいと思うなら、
 靴底の下を探してごらんなさい。

 良い詩ですね。写真はローマの墓地に自生するバラ。
そう言えば、この詩の精神と同じに、バラだけが墓標になっている墓地を、ロンドンでみましたよ。
今年の正月に書いた「十牛図」の第九番目の図「返本環源」ですね。

Angel Eye  エンジェルアイ

 題名を見て、天使関係の内容を期待した人、ゴメンナサイ。笑。はぃ…釣り記事は、はなはだ不評なのも知ってます。笑。読者が違いますものね。でも中には、オールドルアーのブログを新たに作ったらいいのに、とまで言ってくれる方もおられるのですが、そこまでの気合いと知識はちょっと…。  まぁ、たまにはいいじゃん…苦笑。

$『Talking with Angels』西洋墓地の天使像 : 岩谷薫-09_12_9_2 でも、アータ!「このルアー。エンジェルアイって言うんですよ!」エンジェルアイ!私が飛びつかないわけないですよね。笑。
 このルアーを知ったのは結構古く、子供の頃、開高健さんの『オーパ、オーパ!!カリフォルニア篇』を読んで、その中のバスプロ(バス釣りが生業になってる人ね)のお道具箱の写真にこれがあったんです。バスプロは、まず効率よくルアーで釣る事が仕事なので、プラグなんかほとんど無く、ワームやスピナーベイトの山の中に辛うじてこのルアーが居たのと、その上、この妙な目力ですから頭の中にずっと映像として残っていました。
 でも当時、なんだかグリコのオマケみたいな創りで、特に興味もなく、これは「ラブルルーザー」って名前だと信じ込んで、気付けば学校等で忙しくなり釣りもしなくなっていました。$『Talking with Angels』西洋墓地の天使像 : 岩谷薫-09_12_9_3

 それから20年以上も経って、今年にわかに釣りを再開してしまい、インターネットのおかげで、「ラブルルーザー」Rabble Rouserとはブランド名で、会社名は「ダグパーカー」Daug Parkerであると発見。 ルアー名が、エッ、エ、エンジェルアイ!!? って感じでした(ドコガ?)。笑。
 そのネーミングだけで、急に欲しくなるのが人情で、幸い非常に廉価で入手できました。1970年頃の製造なんだって。(もちろんダグパーカーって会社はもう無いよ。)『オーパ、オーパ!!』で見たカラーも正にこの色だったので、特にうれしい。

 動きもかなり良くて、強いて表現するなら「プリプリプリ!」って、体を小気味良く揺らして泳いでくれます。私のコレクションなんてシレテいるので、説得力はありませんが、自分の持っているルアーの中で、こんな動きをするヤツは居ません。     プリプリです。
 浮力もとっても強くて、威勢良く首も振ってくれます。結構イイルアーですよ。
プラグをほとんど使わない当時のバスプロが、こいつだけは持っていた理由も
なんとなく解る気がしました。
$『Talking with Angels』西洋墓地の天使像 : 岩谷薫-09_12_9_1 強い浮力は、この大きなお腹から生まれます。腹から浮いてきそうな勢いです。
そしてこの曲線にシビレますねぇ~、指で触り出すと本当に気持ち良くクセになり、いつまでもニマニマさすり続ける少々ヤバい私がいます!笑。
 でも、私の好みでは若干、浮力が強過ぎるので、針は少し重めのものと取り替えました。すると動きも殺さず適度に潜ってくれるし、ツレツレオーラ満載のルアーになりましたよ。もう寒いので来期ぜひ釣ってみたいですね。
 パッと見、オマケのようなチャッチイルアーですが、お腹をさすっていると子供の頃の記憶や思い出にひたれるという付加価値がとてもいい!笑。  バス釣りは想像力の釣りですから。

$『Talking with Angels』西洋墓地の天使像 : 岩谷薫-09_12_9_4 でも、なんでこれがエンジェルアイなんでしょうね?天使は案外、無慈悲で感情も無く、こんなイッチャテル目だったりして?苦笑。でもリップが笑ってるようにも見えますよね。好きになると、こんな単純な顔とカラーがとってもナイスに見えるんですよ。笑。
 あ、そう言えば映画『ゴッドファーザーPart2』で釣れるようにマリアさまにお願いするラストシーンがあったなー。そんな感じで、釣りの前に天使さまにお願いしたりする習慣ってあるのかな…。

ラピュタのような墓所

$『Talking with Angels』西洋墓地の天使像 : 岩谷薫-09_12_3_4
 前回の別世界のような体験の続き。
こんな、テーマパークのようなトンネルをくぐると、






$『Talking with Angels』西洋墓地の天使像 : 岩谷薫
まるで、『天空の城、ラピュタ』のような光景に出会えます。











$『Talking with Angels』西洋墓地の天使像 : 岩谷薫-09_12_3_2
樹木の下は、こんな感じのカタコンベに…




とても、よく出来ていますね…。
『Taliking with Angelsーイタリアの天使達ー』の中で「墓地子宮論」みたいなことを書きましたが、このトンネル体験はそれを彷彿とさせるものがあります。
 このトンネルの闇をくぐるのは何か、怖いんです。よく臨死体験者もトンネル経験を語りますよね。「終わりで、始まり」です。闇をくぐると天国の光景が。

 19世紀の墓地設計者が、ここを天国にしようとした目論みがみごとなほど伝わります。
 樹木信仰というのは、結構、いろんな宗教にあるもので、キリスト教では『イザヤ書』の中に「エッサイの木」として知られ、エッサイの体から木が生えている図像があります。

 エッサイの株からひとつの芽が萌えいで
 その根からひとつの若枝が育ち
 その上に主の霊がとどまる。
 知恵と識別の霊
 思考と勇気の霊
 主を知り、畏れ敬う霊  ──────────
 その日が来れば、エッサイの根は
 すべての民の旗印として立てられ  云々。

 また、キリストの十字架そのものが、「生命の樹」として、ツタのように枝葉を生やしている図像もあります。そう言えば私の好きな映画、リュック・ベッソンの『ジャンヌ』にも、ジャンヌの体にツタが、生え広がるシーンがありした。
 エジプト神話にも、惨殺されたオシリスの冥界の玉座からは蓮の花が咲いたり、ヒンドゥー教にはビシュヌの身体から子孫の木が生えている彫刻もあります。
 人が死んだら、土になり植物に成り代わる発想は、とても自然で、それはファミリーツリー(系図)という言葉からも伝わります。
 
$『Talking with Angels』西洋墓地の天使像 : 岩谷薫
 誰の詩だったか、忘れちゃったけど
「私に会いたければ、足下のお花を探してね」的なキレイな詩があった記憶が…

 写真の黄色い水仙の花も、西洋では春を告げる花と同時に、天国を象徴する花としてお墓によく植えられるんだよ。写真では見辛いけど、樹の写真の地面に黄色い点々があるのは、水仙の花。  寒いのはきらいだから、早く春がきてほしいな…
 あっ、忘れていたけど、これはロンドンのハイゲート・セメタリーの山の頂上のカタコンベ。まさに天空の城ですね。



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写真集
笑とる仏
『笑とる仏ー播磨の石棺仏を中心にー』   谷村新司さん推薦!    播磨の珍しい石棺仏を中心に、素朴な笑顔の石仏の写真集。700年近くもやさしく微笑み続けている石仏達を、さまざまな仏教名言と共に紹介する。この深い笑みはきっと心に響くと思います。巻末には地図もありますので、実際、仏様に会いに行くこともできます。勿論、関西限定書ではなく全国に通じる心の本です。 実質、私の4冊目の写真集。(読み:ワロトルホトケ)
Talking with Angels-ロンドンの天使達
「Talking with Angels-ロンドンの天使達-」 
鏡リュウジ氏の推薦文より
『天使、天使、天使!
この世界は、耳をすませれば天使の羽音に満ち満ちていて、うるさいくらい。たとえ一人でいたって、僕たちは孤独になんかなれっこないのです。この写真集はそのことを伝えてくれます。』 
 

Talking with Angels-イタリアの天使達
「Talking with Angels-イタリアの天使達」
   イタリア19世紀のみごとな墓地彫刻の写真集。
ダンテの『神曲』にならい「地獄」「煉獄」「天国」を彫刻を介し視覚で巡ることができる、美しい天使の本。
プロフィール

岩谷薫

Author:岩谷薫
カメラマン
1995 個展『身体感覚』
1998 個展『Angels of Brompton-祈りのすがた』
2005 写真集『Talking with Angelsーロンドンの天使達ー』
2006 写真集『Talking with Angelsーイタリアの天使達ー』
2008年 スピリチュアル雑誌『Sundari 』記事執筆
『yaso ヴィクトリアン』studio parabolica記事執筆
2009 デジタル印刷すらできない悪質出版社に捕まり、三冊目の天使の写真集が出版不能に。入校データまで全て完成している状態ですので、もし第三集の出版を御検討していただける出版社がございましたら、メールフォームからお気軽にメールしてみてください。第三集は最高傑作なのですが…。
2011 写真集『笑とる仏』実質、4作目の写真集。

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