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バカほど旨い鱧しゃぶ!

 お料理の記事は、たまに書くけれど、根が関西人なのでやっぱり安くて旨いものには魅かれます。
 しかし、関西人でありながら私はハモと、ちゃんと対したことがなかった…笑。
 今日、近所のスーパーで、ハモのせごしの切り身がすごく安かったので、「鱧しゃぶ」にしてみた。(実家近所のスーパーでも、この時期、鱧の切り身は意外と安かったりします。)
これが、バカほど旨い!!
 メチャ簡単な調理方法、書くね。
1.鱧のせごしの切り身を、適当なサイズに切ります。
2.昆布だしを作ります。野郎の独り暮らしなので、本物の昆布からだしを取りません。市販のパウダー昆布だしで充分です。(鱧のアラからだしを取るのも良いかもしれませんが…?)
3.後は鱧の切り身を、沸騰した昆布だしにシャブシャブするだけ。ポン酢に浸けて食うだけ。切り身パックに同封されていた梅酢を、ポン酢を付けた上に付けるとまた絶品!
 関西人と言いながら、若干、口が関東人の醤油辛いのに毒されてきた自覚はあるので、笑、私は、このポン酢プラス梅酢が絶品でした。

 淡い中にも奥深い旨味があり、口に入れた瞬間、脳内快感物質出まくりでした。いったい誰が、鱧は湯引きで梅酢が一番と、発見したのでしょうね…。いやビックリ!オウチで手軽にできる料亭の味でしたよ。

 今まで鱧の付焼きとかは食ったことがありましたが、あれは、若干、太刀魚の付焼きっぽい風味がして、「そうなのね…」という感想でしたが、やぱり鱧は湯引き。しゃぶしゃぶですね!昔からみんんなが良いという調理方法をとるべきでしょう…。
 湯引きの写真は撮れなかった。撮るなんていう行動よりも、まず、「食う」という衝動です。
かの篠山紀信さんが、写真に撮った料理はマズくなると言ってましたが、前回の記事同様、写真に撮っちゃうと、味まで写真に吸い取られてしまうのです。本当に。
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霊と写真 ー 写真というメディア

08_7_20_記事 明治時代頃の写真でたまに、着物のすそで自分の手をかくして写っている人を見かけることがありますが、あれは当時の人が、写真は魂を抜き取ると思い、抜き取られないよう「まじない」として行っている行為です。
 現代の視点なら「ばかばかしい」と一笑されますが、はたしてそうでしょうか…?
 私は、写真というメディアは霊や魂と非常に近いメディアだと思っています。例えばその証拠に人はよく遺影を飾ります。遺影に魂が写っていると認めているからです。心霊写真という言葉もあるように、何か得体の知れない魂が写ってしまうことだってあります。べつに怖がらせる意味でなく、我々が撮る普通の記念写真も元気な生霊を写した心霊写真とも言えるのです。写っているのは霊あるいは魂なのです。
 必然、カメラマンは時としてシャーマンのような感覚で被写体と対します。私の天使の写真も死霊か生霊かの違いだけで、霊や魂としての美しさに変わりはないのです。そして天使像は死を通して、生霊ほど人の業にまみれていないので、とりわけ美しいと思うのです。

 最近、私が撮った人の中で、亡くなった人がまた一人増えました。考えてみれば、カメラマンは始終、遺影を撮っているようなものです。レンズを通して私と対している過去の時間は間違いなく元気に笑っていたはずなのに、今は存在しない。この極めてあたりまえの不思議。このような経験をするたび、人は影だと思うのです。残りそうなのは魂だけかもしれません…。 いや、魂すらも無くなってかまいませんが…。
 私が尊敬する映画監督のアンドレイ・タルコフスキーが『鏡』(だったと思うが…)という作品の中で「止まったものに生命はない」とか言う意味の台詞がありましたが、写真は正にその場で「フリーズ」、停止させるものだから、畢竟、死と近くなるものだと思うのです。

ホタルの夕べ

08_7_11_記事 約2週間くらい前にもなりますが、「渋谷区ふれあい植物センター」の植物園で、ホタルの鑑賞会がありました。たまたま訪れてみたのですが、メチャクチャ感動しました。(ここ20年、ホタルを見ていない気がする…)
 やっぱりホタルの光はスバラシイ。決して広くはない植物園ですが、プラネタリュウムのように緑色の光が、明滅したり、音もなく飛んでいるシーンは感動です。生命がそのまま、はかなく輝いているのですから!半分冗談、半分本気で、「あぁ、これでいつ死んでもいい」と思えるほど感動しましたよ。大袈裟かな? 昔の人はあの光を魂の光と言ったそうですが、同感です。
 この感動は、随分昔、マレーシアの夜中のジャングルのロケで、川下りの小舟から見た、花火のようにキラキラ光る星空を見た時の感動に匹敵します。あの時も「こんなにきれいなものと出会うために生まれたのかな…」とか思ったものです。
 自然の美しさは、やはり感動的ですね。神秘を感じる虫は、ホタル、玉虫、黒アゲハ、ヒグラシなんかイイですね。
 植物園での撮影は禁止っぽかったので、ホタルの写真はありませんが、帰りぎわ植物園でタダでもらった、ブルーベリーの苗の写真。ブルーベリーは水が大好きな植物らしく、この季節、1日水やりを怠ると元気がなくなるので、生命をあずかった者としては、少々プレッシャーになっています。笑。枯らさずに育てるぞ。

ダンテ『神曲』の意義

08_7_1_記事 最近、読み返したジョーゼフ・キャンベルの本に、
「中国人たちは、玉女と金童の手引きで仙界の橋を渡る話を伝えている。ヒンドゥー教徒は、天上に聳え立つ天空と幾重にも層をもつ地獄の地下界とを描いている。魂は死後、それぞれの汚濁の度合にみあった階層に引き寄せられ、その階層で魂自身の過去の生涯の意味全体を消化・吸収する。この教訓が会得されると魂はこの世に帰還し、つぎの経験にそなえるべく己を準備する。このようにして魂は、少しずつあらゆる階層の生命価値を通過して、ついには宇宙卵の境界を突き破ってしまう。
 ダンテの『神曲』は、こうした諸段階をあますところなく描ききっていて、「地獄篇」では肉体の傲慢と行動に縛りつけられた精神の悲惨を、「浄罪篇」では肉体的経験の精神的経験への変遷過程を、「天堂篇」では精神的自覚の程度をそれぞれあきらかにしている。」
 と、ありました。 これですね。 『Talking with Angels-イタリアの天使達-』も見てくださいね。
 思うに、人の年齢もこの「地獄」「煉獄」「天国」と三段階くらいはありそうな気がします。精神年齢も変わっていきますから。以前、『神曲』と年齢について書いた私の記事もよかったら御覧下さい。
 写真は、『神曲』の「煉獄篇」のシーンからの引用と思われる、船の帆を張る天使。帆の布の質感までも大理石で再現する技のすごさ。ジェノヴァの墓地。


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写真集
笑とる仏
『笑とる仏ー播磨の石棺仏を中心にー』   谷村新司さん推薦!    播磨の珍しい石棺仏を中心に、素朴な笑顔の石仏の写真集。700年近くもやさしく微笑み続けている石仏達を、さまざまな仏教名言と共に紹介する。この深い笑みはきっと心に響くと思います。巻末には地図もありますので、実際、仏様に会いに行くこともできます。勿論、関西限定書ではなく全国に通じる心の本です。 実質、私の4冊目の写真集。(読み:ワロトルホトケ)
Talking with Angels-ロンドンの天使達
「Talking with Angels-ロンドンの天使達-」 
鏡リュウジ氏の推薦文より
『天使、天使、天使!
この世界は、耳をすませれば天使の羽音に満ち満ちていて、うるさいくらい。たとえ一人でいたって、僕たちは孤独になんかなれっこないのです。この写真集はそのことを伝えてくれます。』 
 

Talking with Angels-イタリアの天使達
「Talking with Angels-イタリアの天使達」
   イタリア19世紀のみごとな墓地彫刻の写真集。
ダンテの『神曲』にならい「地獄」「煉獄」「天国」を彫刻を介し視覚で巡ることができる、美しい天使の本。
プロフィール

岩谷薫

Author:岩谷薫
カメラマン
1995 個展『身体感覚』
1998 個展『Angels of Brompton-祈りのすがた』
2005 写真集『Talking with Angelsーロンドンの天使達ー』
2006 写真集『Talking with Angelsーイタリアの天使達ー』
2008年 スピリチュアル雑誌『Sundari 』記事執筆
『yaso ヴィクトリアン』studio parabolica記事執筆
2009 デジタル印刷すらできない悪質出版社に捕まり、三冊目の天使の写真集が出版不能に。入校データまで全て完成している状態ですので、もし第三集の出版を御検討していただける出版社がございましたら、メールフォームからお気軽にメールしてみてください。第三集は最高傑作なのですが…。
2011 写真集『笑とる仏』実質、4作目の写真集。

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